【実績紹介】クラウドを通じたデータ提供サービスの利用規約の作成

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弁護士: 山﨑慶一朗

ウェアラブル・デバイスやセンサなど、様々なデバイスから取得したデータをクラウドサーバを通じて提供するというサービスを手掛ける法人様からのご依頼で、サービス利用規約を作成させていただきました。

このサービスにおいては、サービス利用者が、自らの従業員にウェアラブル・デバイスを装着させ、体温・心拍数等のバイタルデータをもとに従業員の安全管理を行うことが可能とのことでした。

この場合、サービス利用規約の同意主体(サービス利用者)と、データ主体(その従業員)とが異なるため、データの取得や利用等に際して、サービス提供者が個人情報保護法等の法令に違反しないよう注意するとともに、データ主体から予期せぬ責任追及を受けることのないよう注意する必要がありました。

そこで、データ主体からのデータの取得やその利用については、サービス提供者ではなく、サービス利用者が責任を負う形に整理し、サービスに関する免責も、サービス提供者が責任を負う場面を、合理的な範囲で、できるだけ限定した形で利用規約を作成いたしました。

当事務所には、社内弁護士としての勤務経験のある弁護士をはじめ、お客様のビジネスをしっかりと理解する能力に長けた弁護士が複数在籍しております。お客様の事業やサービスに合った最適な利用規約や契約書の作成が可能ですので、安心してお任せください。